わたしの話

私事ですが、本日長かった就職活動に終止符を打ちました。

自己満足な記録ですが正直な気持ちを綴らせていただきます。



就職活動。長いようで短かった。

わたしは地元が静岡県で今は大学に通うため上京している。そんなわたしの1番の選択の分岐点は

東京に残るか地元に帰るか。

就活を始める前は東京に残りたいな~って軽い気持ちで考えてたけど、少ない初任給で生活をしていかなければならない現実の厳しさに不安を感じ、就活を始めた時には地元に帰ろうという気持ちが大きくなった。

そんな時に出会ってしまった
"育成期間の3年は東京で4年目からは地元で"
という制度を設けている会社。
エリア職だけど東京にいる間は住宅補助が出る。
こんな魅力的な条件を受けない理由がない。またその会社はわたしの1番志望度の高い業界だったから、その日からその会社はわたしの第1志望になった。

でも

わたしにすぐに帰ってきてほしかったママの志望している会社は別の会社のエリア職だった。
ママの志望してた会社はわたしが志望してた会社と同じ業界だし、わたしの中でも第2志望なくらい志望度が高かった。それにママの第1志望の会社の方が業界ランキングも人気も高かった。

第1志望か第2志望、どっちか内定貰えたら万々歳だなって。そんなふうに考えてた。

そしたら…

嬉しいことに両方の会社から内定をもらえて。
最初は単純に嬉しかった。大学受験は失敗したけど、これ、就職活動は成功したんじゃない?って。そんな気持ちで、でもやっぱ第1志望のところかなって決断しかけてた。
しかけてたけど。
ママに言われてしまった。
帰ってきてほしい。って。

ここで死ぬほど悩んで考えなきゃいけなくなってしまった。

自分の気持ちをとる?
ママの気持ちをとる?

自分の意思を貫いたらあと3年間東京にいられる。でもきっとママは悲しむ。
ママの意見をくんだら静岡に帰らなければならない。でもきっとママは喜ぶ。

どっちをとっても後悔が残る。
どっちも選べなくて涙が止まらなかった。
選ぶものがあるって贅沢な悩みなのに
みんなが幸せになる選択肢は用意されていなくて。
なんで選ばなきゃいけないんだろうって。

1番側にいたくて大好きな友達は東京にいる。静岡と東京なんて日帰り出来るレベルの距離だし会えなくなるわけじゃないのに、でもやっぱり今会いたいから会おうが出来なくなる。いつも冷たいくせに他の友達にわたしの話するくらいわたしのこと大好きな人と、隣にいると自然と手繋いじゃうし一緒に泣いてくれる人。友達で会社を選ぶつもりはないけどやっぱり近くにいたかったんだよ。寂しい。寂しい。寂しい。もしかしたら東京への未練の1番の理由はこれかもしれない。

風磨くんとだって離れてしまう。風磨くんとはどこにいたってアイドルとファンである関係は変わらないしこれ以上近くにいけるわけじゃない。でも、上京したことで物理的に近づけた感覚になれたし、それに…出会ってしまったから…。もしかしたらって…。風磨くん好きだよ。ほんとに好きだよ。離れるほどの距離もないのに離れたくないなんて思ってるバカな自分がいるよ。



最終的にはママの気持ちを無視する事が出来なくて静岡に帰ることにしたけど。
自分でもなんでこんなに涙が出るのかわからないくらい涙が出てくる。
結局東京への未練は捨てきれてない。

でも、もう決断したから。
引き返せないから。
後悔しないように過ごすしかないんだ。
風磨くんが言った
"来春の自分に後悔がないように"
全力で現実と向かい合うしかないんだ。



って自分に言い聞かせている。
こんなこと自分の心の中におさめとけよって感じだけどこの気持ちを外にむけていないと今はちょっとツラい。
あと1日だけ。
7月になったらもう弱音も吐かないから。
ここで最大に弱音を言わせて下さい。



就職活動をしていてわかったことは
変えられる運命と
変えられない運命があること



就活ってほんとに人生最大の選択だ。