涙の理由

本日、SummerParadise2016全公演が終了致しました。少し日にちは経ちましたが、風磨くんのソロコンサート"風 are you?"について振り返りたいと思います。

 

まず。

風磨くん、6日間9公演お疲れ様でした。

今年も沢山の幸せをありがとう。

 

今回のコンサートも最高だった。演出や選曲についてのレポじゃなくて、いかにこのコンサート自体が最高だったかを伝えるには、やっぱりオーラスの涙が全てだと思う。

 

今年は泣かないと思ってた。

絶対泣かないと思ってた。

だって2回目だもん。

去年を越えるか越えないかの不安はあったと思うけど、不安で押しつぶされそうなほどの恐怖感はなかったでしょう?初日から自信で満ち溢れている表情をしていたもの。だから、もし、Jr.の子たちが涙を流してくれたとしても、風磨くんは涙を流さないと思ってた。もともと人前で泣くの嫌いな人だし、毎年毎年泣くことはないだろうなって思ってたんだよ。毎年やってるSexy Zoneのコンサートで泣いたことなんてないじゃん。

でもね。

違ったね。

関係無かったんだ。

初めてとか、2回目とか。

"初めて"に強い思い入れをしてたのは風磨くんじゃなくてわたしだった。

確かに風磨くんの中でも初めての特別さはあるだろうけど、Sexy Zoneの時とは違って、去年のメンバーが今年揃わなかったように、流動的なJr.と仕事をするということは同じメンバーで今後も仕事をしていけるとは限らない。どんなにいいものを作ってもこのソロコンサートで集まったメンバーはこの瞬間だけの仲間。その儚さと切なさをわかっている風磨くんだから。強い思いで。大事に、大事に作り上げてくれたんだと思う。熱い気持ちを持った風磨くんの周りには熱い気持ちを持った子たちが集まって熱いものが出来るんだね。みんなで、一生懸命作り上げたものだから、終わって欲しくないから。涙を流すには十分すぎる思いがそこにはあったんだね。

 

Jr.のメンバーがくれた「風磨ありがと」の一言にも大きな思いが隠されていると思ってて。本当なら「ありがとう」と言わなければいけないのは風磨くんなはず。出てくれてありがとう。一緒に作り上げてくれてありがとう。Jr.の子たちが風磨くんに向ける本来の言葉は「お疲れ様」。もしくは「おめでとう」かな。でもお疲れ様でもおめでとうでもなく「ありがとう」と感謝を向けてくれた。それは風磨くんのソロコンサートでありながら7人のコンサートである故の思いだと思う。この言葉にJr.の子たちの思いが全て込められていると思う。

 

今年のオーラスは2バル最後列からの観覧でオペラグラスを使わない派のわたしは画面に映しだされないと表情までは見ることが出来なかった。だから泣いている姿を見ることが出来たのは風磨くんと慎ちゃんと原くんだけ。だけど、帰りの電車の中で他のみんなも泣きながら踊っていたというレポを読んで1人で泣いた。涙を流すことが全てじゃない。涙を見るためにオーラスに入ったわけじゃない。それでも彼らが流す涙があまりにも綺麗で胸がぎゅうううううって締め付けられてしばらくわたしの涙は止まってくれなかった。

 

慎ちゃんとじゅりくん

風磨くんの普段の顔もお仕事してる時の顔も知っている2人。仲がいい2人がいてくれることは大きな安心であって支えであったと思う。2人がバックアップしてくれていたからこそ成り立った演出だと思うし、2人のおかげで風磨くんが風磨くんらしくいれたと思う。最後の"風磨ありがと"ってメッセージをやろうって考えてくれたのもきっと2人でしょ?いつもいつも風磨くんを大好きでいてくれてありがとう。

 

原くんと目黒くん

今まで全くと言っていいほど風磨くんと絡みがなかった2人。本当に最初は怖かったんだろうね(笑)だけど、"寂しい。終わって欲しくない。楽しい。"そんな言葉を沢山言ってくれてたね。こんな短時間でこんな風に想ってもらえる風磨くんってどれほどの人望の持ち主なんだろうって思った。原くんも目黒くんも今はもう風磨くんのこと大好きでしょ?2人が風磨くんのことを好きになってくれたことがすごく嬉しくて、2人が楽しそうにしている姿がすごく嬉しかった。これからも風磨くんを好きでいてあげてほしい。慕ってあげてほしい。風磨くんを好きになってくれてありがとう。わたしも2人が大好きになりました。

 

森継くん

正直あまりいい印象のなかった森継くん。あんまり感情のない子なのかなって思ってた。でも、MCで無邪気に話す姿やボケたりツッコんだりする姿を見て、"あぁ、この子笑えるんだ"って。目が離せなくなった。

たぶん。唯一オーラスで涙を流していない森継くん。らしいっちゃぁらしい。だって絶対泣くようなタイプじゃないもん。だけど、最後のはけていく前の風磨くんとの肩ハグ。今までにないくらい満面の笑顔だった。本当に頭から離れないくらい素敵な心からの笑顔だった。あの笑顔がこの公演が楽しかったってことを最大限に表していた。それだけで十分だ。風磨くんとのお仕事をこんなに楽しんでくれてありがとう。

 

ほっくん

風磨くんが涙を流し始めたのはじゅりくんが"どんな形でも出たい"と言ってくれたと話してくれた時なんだけど。わたしが1番心を動かされたのは風磨くんのほっくんへの想いとほっくんの風磨くんへの想いで。今はもうSexy Zoneであることに誇りを持っている風磨くんだけどずっとB.I.を引きずっていた。その角質を拭えるのは誰もいないと思っていた。ちびーずは以ての外だしずっと一緒にいた健人くんでさえこの気持ちはどうすることも出来なかったと思う。健人くんに出来ないなら他に出来る人はいない、風磨くん自身でも出来ないんだもん。って思ってたけど、出来た人がいた。それがほっくん。ほっくんが最後に言った"元メンバーとして誇りです"の一言で本当の意味で吹っ切ることが出来たんじゃないかなと思う。それはB.I.であったことを忘れることではなくて。"未練"から"糧"にすることが出来たんじゃないかな。お互い一緒にお仕事することにいろんな思いを持っていたと思う。そんな中、出ることを決めてくれてありがとう。1つのモノを一緒に作り上げてくれてありがとう。風磨くんを救ってくれてありがとう。

 

寺西くん

この"風 are you?"はあなたありきのコンサートです。風磨くんが"この8人でよかった"と言うのだから、寺西くんがいなければこのコンサートは成り立っていないということ。いつか8人でのパフォーマンスを楽しみにしてるね。

 

 

7人の風磨くんへの思いが、この"風 are you?"の結晶であり、公演の素晴らしさを物語っている。 

 

いつも、いつも、最高のものを魅せてくれる風磨くん。今年も最高の楽しさと幸せをありがとう。また1つ好きが更新されました。