君に届け

 

 

昨日で1週間がたちました。

全然実感ができないし、全然受け止めきれません。

 

 

 

 

 

三浦春馬くん。

 

 

いつも勝手に春馬って呼んでいたので、ここでは春馬って呼ばせてね。勝手に呼び捨てしてごめんね。

 

 

 

わたしは特別に春馬のファンというわけではなくて、情報を追いかけていたわけでもないし、SNSのフォローさえしていなかった。

それでも、訃報を聞いた7月18日の夕方からずっと気持ちが晴れないままでいます。

なんで?という気持ちがひたすら続き、春馬が出ていた作品を観て涙し、各著名人のコメントを読み涙し。本当に三浦春馬はもうこの世にいないのか?と自問する中で、頭のどこかでもういないことを理解し、でも心ではその理解を拒否し、どうしようもない感情がうごめいている。

 

改めて春馬の出ている作品を調べた。思っていたより観ている作品が多かった。そしてどれも好きだった。9月の連ドラも情報解禁されたときから楽しみだった。

ファンの方があげている写真を沢山見た。笑った顔、キメた顔、真面目な顔、ふいにとられただろう素の表情。どれも好きだなって思った。もっと見ていきたいなって思った。

本当にいろんな芸能人が、沢山の芸能人がコメントをあげている。その全てから、どれだけ優しい人だったのか、どれだけ努力の人だったのか、どれだけ愛されていたのか、春馬へのあたたかな想いが溢れていた。こんなに大きなあたたかさで包まれている人、なかなかいないよ。

 

 

この1週間で、わたしは思っていたよりも春馬のことが好きだったらしいことを知った。

こんな形で知りたくなかったけど。

 

 

なんの関わりもなく、いちファンとも言えないわたしがこんなにも苦しいのだから、親しい人、春馬のことが本当に本当に大好きだった人は、今、どれほどの苦しみを抱えているのだろう。

こんなにも多くの人が、春馬の死を受け入れられずにいるよ。苦しんでいるよ。春馬のことを想っているよ。

 

 

春馬は何を抱えていたの?

何に苦しんでいたの?

どうして逃げなかったの?

逃げられなかったの?

そんなことを毎日ぐるぐる考えている。

でも、きっとたぶんその答えはわからないままなんだと思うから、せめてこんなにも春馬のことを想っている人が沢山いるという事実が、春馬に届いていたらいいなと思う。