2022年12月16日
10年願い続けた夢の場所、
東京ドームに立っていた。
ドームツアーが発表されてからの4ヶ月、こんなにドキドキするものなのか、こんなにワクワクするものなのか、自分でも笑っちゃうくらいこの日が楽しみで、この日のために4ヶ月を過ごしていた。
もはやこの10年、この日のために生きてきたんじゃないかと思えるくらい、わたしにとって特別な日だった。
東京ドーム公演が決まったときから、初日はドームに向かう前に帝国劇場と東京国際フォーラムに寄って行こうと決めていた。
当時のわたしは地方住みの高校生で、結成の瞬間も、ファーストコンサートも自分の目で見届けられていない。
それでもデビューからずっと追いかけてきたSexy Zoneは、ここから始まったのだと、記念すべき日に改めて実感したかった。
東京ドームについた瞬間、東京ドームが見えた瞬間、今日はSexy Zoneのためだけに東京ドームに来ているのだという現実にちょっと泣いた。
カウントダウンや野球大会、嵐のアラフェスや去年のジャニフェス。東京ドームで見るSexy Zoneは初めてじゃない。それでも、Sexy Zoneのコンサートとして初めてだというだけで感極まる気持ちは抑えられなかった。
始まってからは言葉通り、ずっと泣いていた。
パンフレットで、盛り上がる曲で始めたい!と風磨くんが言っていたから、何の曲でくるかなって思ってたけど、Sexy Zoneで始まったとき、大正解だと思った。Sexy Zoneはこの曲で始まったんだ。
曲が始まってドドーンって登場したとき、本当にSexy Zoneが東京ドームに立っているのだと実感して泣いた。でもきっと誰よりも先にそうちゃんが泣いてた。そこ(ステージ)から見る初めての東京ドームはどうでしたか。
RUNでバクステまで走り抜けた姿を見送って、そこから見えた景色はわたしでさえきっとずっと忘れない。
この光はSexy Zoneだけに向けられたものだと実感するとき、こんな幸せな気持ちになれるんだと、永遠にこの光に包まれていてほしいと願うほどキレイな景色だった。
Sexy Zoneもこの夢の舞台に興奮しているのが手に取るようにわかった。
音ズレしたり、歌詞間違えたり、普段しないようなミスとかあって、完璧じゃなかったかもしれないけど、それほどにこの日にかける想いが大きかったんだとそれすら愛おしく感じた。
風磨くんが「Sexy Zone、東京ドームに立ってんぞ!!!!!」って言うから、その時の顔とか感情のこもった声の強さとか、全部含めて泣いた。
一つ一つの選曲や構成に感想はあるけど、Forever Goldで4人並んですごく楽しそうにぴょんぴょん跳ねてる姿がもうこのドーム公演の全てだった。これまでの軌跡と、今この瞬間笑っているSexy Zone。全てが繋がっている。
風磨くんがフォーメンションで一番うしろに下がったときの表情が忘れられない。今まで見た中で一番優しい顔して笑ってた。"この人たちとやっていきたい"そう、表情で語っていた。
最後の挨拶。
全てがずるかった。
涙を流した健人くん。
きっと一番ずっと東京ドームを待ち望んでいた人。ここまで来るのにいろいろ思うところあったよね。数あるアイドルからSexy Zoneを選んでくれてありがとうっていつもいってくれるけど、ありがとうはこっちだよ。いつもわたしたちに素敵な景色を見せてくれてありがとう。
国民的になると約束をしてくれた勝利くん。
それがどれほどすごいことなのかを1番よく知っている人。ここ数年、遠い未来じゃなくて近い未来さえも約束はされていないんだと感じてしまう中で、それでもSexy Zoneはこの人がいるから絶対大丈夫だと思った。これからもSexy Zoneをよろしくね。
泣きじゃくりながら心のままを話してくれるそうちゃん。
そうちゃんの一生懸命な言葉はいつも優しくわたしたちを包んでくれるね。そうちゃんは永遠にそのままでいてほしい。そのままの純粋なそうちゃんでいてほしい。それがSexy Zoneを繋ぎ止めている楔だから。
そして、大好きな大好きな風磨くん。
わたしは、あなたが1番、この"初めての東京ドーム"に意味を込めていると思っています。誰よりも東京ドームに立っていることを噛み締めていたと思っています。じゃなきゃあんな粋なことできません。2011年11月16日の星空を見せてあげようって誰が思いつくんですか。どうしたらメンバーにも内緒で用意しようなんて思うんですか。
一生じゃないかもしれない。永遠なんてないのかもしれない。でもだからこの一瞬一瞬を大切に生きる風磨くんが大好きです。
ここまで来るのに正直長かった。後輩たちに先を来されて、わたしはこんなにSexy Zoneが好きなのになんでって思うこともあった。でもね、Sexy Zoneが報われてほしいと思ったことは何度もあるけど、Sexy Zoneが報われてないと思ったことはないよ。いろんな思い出したくない時間も通ってきたけど、それを含めて今のSexy Zoneなんだって、何度も何度も教えてくれたから。どんな時期もわたしはSexy Zoneが大好きだったから。
時間がかかった分、東京ドームに対する特別感が高まって、きっとどこの誰よりも宝物みたいな記念日になったと思う。少なくともわたしにとって2022年12月16日は人生のハイライトです。
あと、もう本当に今回だけは自慢させてほしい。
初日、わたしは最もセンターよりのブロックのアリーナ最前という特等席で彼らの姿を見届けることができました。
ずっとこの公演だけは何があっても見届けたいと思っていた公演だったので、一生で1回しか味わえないこの感動をあの場所で体感できたことは、これ以上にない幸せです。
この日を待ちわびすぎて、初ドームを終えてしまったら気持ちに一区切りついてしまうかなと思っていたけど、全然そんなことなかった。
世界一大好きな人は、宇宙一大好きな人になった。
新たな夢を約束してくれたから、まだもう少し、夢の続きを一緒に見させてね。
Sexy Zoneがわたしの夢です。